台湾のお寺設計プロジェクトの建築デザインソースを探すため、奈良唐の文化を巡る


4台湾建築デザインのアイデア出しで奈良へ

台湾のお寺設計プロジェクトのデザインソースの探すため天平文化の奈良へ。

最近は京都とご縁があり、奈良に行く機会が少なくなっていますが、元々は奈良と深いご縁があります。

私が2001年に独立する前に勤めていた建築設計事務所の本社が奈良県高市郡の高取町にあり、奈良では多くの物件を手がけました。

公共建築、古民家再生、レクレーション施設、病院や高齢者福祉施設など。

台湾のランドスケープデザイナーの鄒さんと一緒に働いていたのも、この会社でした。

高取町は日本のまほろば明日香村の南隣に接していて、日本三大山城のひとつで最も高い山城があるので、とても歴史のあるところです。

大和国中部(奈良の中部北エリア)のことを中和というのですが、橿原市、明日香村、高取町、當麻町、御所市には仕事でよく通いました。

日本の礎である明日香村(飛鳥)では、季節の良い時にはサイクリングが気持ち良く、飛鳥寺にも公私問わずよく通ったものです。

大雑把には、飛鳥・藤原から奈良へ、そして京都へ都が移っていくわけですが、白鳳から天平へ、大陸のお寺の原形に近いものが奈良には残っているので、奈良の地を巡ることが、大陸文化を探るヒントになります。

5台湾建築デザインのアイデア出しで奈良へ

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奈良の建築はラインが太く大胆で、京都ではより繊細になっていきます。

大陸の建築も時代と共に進化していき、お寺だと屋根のラインはオーバーに反るようになり、装飾も華美になっていきます。

台湾に現存するお寺も同様で、原形と呼べるものを探すのに苦労するのが現状です。

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今回は、唐と日本が入り混じった天平文化を代表するお寺を見るのが第一目的だったので、奈良市五条町の世界遺産「唐招提寺」を訪れました。

「唐・招提・寺」は、唐出身の鑑真が建立したお寺で、「招提」は、四方や広いという意味があるそうで、「唐僧鑑真和上のための寺」ということだそうです。

金堂は近年に「平成の大修理」が行われ、講堂は平城宮の東朝集殿を移築・改造した見応えのあるお寺です。

過去に何度か訪れたことがありましたが、いまは当時とは見方も違って、とても勉強になりました。

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近くの薬師寺の国宝・東塔は現在修復工事中。

うちの息子も同行してくれたので、いくつか奈良市内のお寺巡りをした締めは、東大寺の大仏さんと鹿を見に行くことに。

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鹿に餌やりをしたのですが、鹿煎餅を手にした途端に突進してきて、意外と凶暴なヤツらでビックリしていました…(笑)

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<台湾での活動はこちら>
南林尼僧苑のランドスケープデザイナーとの打ち合わせ@台湾建築デザイン
台湾での建築デザインプロジェクトが始まり、その調査を兼ねて京都で古書とお抹茶

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