日本とカンボジアで起業した建築事務所はすべて行動から生まれた縁でした。


カンボジアで設計事務所を行うようになった経緯

私がカンボジアと関わるようになって4年ほどになります(写真はカンボジアの海のリゾート・シアヌークビルです)。

カンボジアの教育支援をするNGOを日本からサポートしていて、何かカンボジアに貢献できることはないだろうか、と常々考えていました。

聞いている情報が本当かどうか、実際に目で見てみないと気が済まない性格なので、まずは一度カンボジアに行ってみようということになりました。

既にカンボジアの農業分野で起業している経営者仲間のジャパンファームプロダクツの阿古さんがいたので、プノンペンのまちを案内してもらいました。

まちにはレクサスなどの高級車がたくさん走っていて、コンドミニアムも建設ラッシュ。カンボジアの首都プノンペンは、私が思っていたものとはかけ離れていて、カルチャーショックを受けたのを現在でも記憶しています。

ある時、支援しているNGOとカンボジアの大学との共催で、ビジネスプランを地元カンボジアの学生と共に考えるワークショップが開かれることを案内され、実際に若い学生の生の声を聞いてみたいと思い、参加してみることにしました。

とても優秀な学生が多く、またこの大学を卒業した企業家にも多く出会い、話しを聞くことができました。

カンボジアのトレンドをつくるBROWN COFFEEなど、途上国でありながら、いきなり最先端なビジネスをはじめる。

カンボジアは中国の発展の仕方と似ていて、私のカンボジアに対する見方は180°変わりました。

どこか、可哀想、上から見ていたのだと思いますが、逆に多くのことをカンボジアから学ぶ機会があるとこの時思うようになったのです。

カンボジアの首都プノンペンはビジネスのまち、アンコールワットのシェムリアップや海のリゾート・シアヌークビルは別格で、貧しい地方もたくさんあるのですが、カンボジアの貧富の差も含めて理解を深めることができました。

その後、私は自身の専門性を活かして、日本でやっている建築設計事務所をカンボジアでも設立し、建築業界でトライ、貢献することを目指すことになりました。

ただ、日本人だからと言って仕事が直ぐに来ることはなく、カンボジア人スタッフを雇用しても半年以上は全く仕事がなく、ようやく仕事の依頼のあった小さなお店のデザインを精一杯、スタッフ2人と私の3人でやったのを鮮明に覚えています。

カンボジアが親日国だからと言って、仕事を依頼してくれるかどうかは全く別で、地道にやってきて、ようやく仕事らしい仕事に最近恵まれるようになってきました。

石の上にも三年と言いますが、海外で仕事をするのは容易なことではありません。

これまで海外、カンボジア特有の事情や制度にいろいろ振り回されながら、何とかやってきて、カンボジアのみならず、シンガポールやラオス、ミャンマーなど、周辺国のデザインの仕事までできるようになったのも、カンボジアで地道にやってきたからだと思います。

まだまだ始まったばかり、これからも頑張っていきますので、ご指導よろしくお願いします。

< 海外での建築デザイン活動 >
カンボジアにある楽園コーロン島は地元の人も来ない波の音とエメラルドグリーンの癒しスポット
日本人には穴場のカンボジアリゾート。シアヌークビルで絶景の夕日を見ながら仕事の振り返り
ウガンダ・カンパラでの建築・インテリア・都市計画プランニング事業
シンガポールのWATANABE COFFEEのインテリアデザイン等をしました

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